妊娠したら電磁波に注意する必要があるのですか?

胎児は細胞分裂が活発です。分裂中の細胞は不安定なので、外部からの刺激による遺伝子損傷が心配です。妊娠週10週未満の、特に胎芽と呼ばれる期間は大変に不安定です。 電磁波(電波)の影響がなくても16週までの期間の流産の確率は15%を超えますから、その上に電磁波(電波)の影響を与えたくありません。それ以降の週でも細胞分裂は活発で、遺伝子の損傷は先天奇形や将来のガンの心配の元となります。ですから赤ちゃんのためには、妊娠を計画された時から電磁波(電波)の影響を受けないように注意をしてください。未来のママだけでなく、パパも気をつけてください。
放射線の危険は皆さんご存知と思います。放射線は身体の中で多量の活性酸素を作り、これがDNAにダメージを与えます。携帯電話やスマートフォンが使う電磁波(電波)は身体の内部に浸透して集中し、周囲の細胞を活性酸素で損傷します。
放射線障害の分野では100年以上前から、細胞分裂が活発な胎児や小児ほど放射線の影響を受けやすいことが分っていました。これは、成人に比べて胎児や幼児は細胞分裂が活発なため、影響を受けて白血病やガンの危険が増えるということです。放射線も電磁波(電波)も身体中で活性酸素を多量に作りますから、同じように注意をするべきでしょう。
最近の報告では妊娠中の母親の携帯電話が、子供の行動障害のリスクを高めるという疫学的な報告があります。妊婦さんは携帯電話やスマートフォンを使用する時には、身体、特にお腹から十分に離すように注意してください。それだけでも随分と違います。

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赤ちゃんだけでなく大人にもスマホや携帯電話の電磁波は影響しますか?

スマートフォンはインターネット接続時の操作性を重視した携帯電話ですから、従来の携帯電話と同じ周波数で同じ強さの電磁波(電波)を出します。携帯電話と大きく異なるのは、携帯電話がメールを出すときや通話時にだけ電磁波(電波)を出すのに対して、スマートフォンはインターネットに接続情報検索などをしている間は、ほぼ電磁波を出し続けます。
妊婦さんはお腹の上でスマホを使うことはないでしょうから、胎児に対しては通常の携帯電話と同じに電車などで移動中に基地局の切り替えで出す電磁波の影響を受けるだけです。しかし、赤ちゃんの頭の上でスマホを使う場合は、従来の携帯電話と比べて赤ちゃんが受ける電磁波の量は大幅に増えます。また、使用者自身もICNIRP(国際放射線防護委員会)ガイドライン値を超える強い被曝を手に受け続けます。新生児や幼児の頭蓋骨は薄く、脳は電磁波(電波)に強く影響を受けます。細胞分裂が活発な6歳までの乳幼児の頭には、電磁波(電波)を浴びせたくありません。お母さんは抱っこした新生児や赤ちゃんの頭の上で携帯電話やスマホを使わないでください。
第2次性徴期の女子(小学校5年~中学2年)は細胞分裂を活発に行い卵巣に卵子を作りますから、妊婦さんと同じにお腹のそばで携帯電話を持つのは避けてください。
男子の睾丸は常に活発に精子を作り続けていますから、若い成人男性がズボンの前ポケットに携帯電話を入れるのも心配です。精子は細胞膜を持たないので、特に電磁波(電波)の影響を受けやすいからです。
スマートフォンや携帯電話を使うお母さんや若いお父さん、若いお嬢さんは電磁波(電波)を防ぐことを考えてください。

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電磁波を遮るシールなどを携帯電話に貼っても効果がありますか?

携帯電話やスマホは、送信だけでなく受信もします。身体への電磁波(電波)の影響を減らそうとして、電磁波を遮るものを携帯電話に貼ると受信が不十分となり、電話として役に立たなくなります。
従って、携帯電話に貼って電磁波(電波)を遮る効果を持つと称する製品を使って受信ができるなら、その製品は原理的に電磁波を遮っていないことになります。さらにこのような製品の困るところは、中途半端に受信の妨害をするため携帯電話に来る電磁波(電波)を弱めます。この結果、携帯電話は基地局から遠くなったと勘違いをして、かえって強い電磁波を出し、持ち主はより強い電磁波を浴びことになります。電池も早く減ります。またスマホは、操作中はインターネットに接続して電磁波を出し続けるので、良好な電磁波の環境を与えないと接続ミスが頻発することになります。電磁波を遮るのではなく、方向を変える製品であれば問題はありません。

携帯電話やスマートフォンの電磁波を浴びると体の中で何が起きるのですか?

携帯電話やスマートフォンの使う電波の周波数は、800MHzから2000MHz近辺まで分布しています。このすぐ上に電子レンジの周波数2450MHzがあります。電子レンジは食物の中の水分を加熱します。携帯電話の電磁波(電波)もこの性質を持ちます。 また、この周波数の電磁波(電波)に人間の体はアンテナのよう働き、アンテナの中心部分に電力が集中して発熱します。
ICNIRPのガイドラインの値は携帯電話が広く普及する前に定められたもので、体温が1~2度上がるまでの電磁波被爆量です。お風呂に入った時にお湯が均等に加熱して体温を上げるのと違って、携帯電話の電磁波(電波)では局所に熱エネルギーが集中します。 携帯電話の最大出力のわずか8分の1の100mWの電力が、100分の1秒間だけ体内の一部で小豆粒ほどの小さな部分を加熱すると、その部分の温度は5℃上昇します。細胞にとって5℃の上昇は衝撃的で、高熱を受けたショックを受けて細胞は活性酸素を放出します。この活性酸素で周囲の細胞も障害を受けます。これを裏付けて、ICNIRPのガイドライン以下の弱い電磁波(電波)でもDNAが損傷している、という研究結果も発表されています。
細胞分裂が活発な細胞ほど活性酸素の影響を受けやすいので、妊娠中から小児の時期までは放射線や電磁波(電波)を浴びないように注意してください。もうひとつ、携帯電話が原因となった細胞の障害が癌や白血病となって発症するには、10年を超える長い年数がかかります。日常的にお気をつけください。

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原発の放射線と携帯電話の電磁波(電波)はどちらが怖いですか?

喫煙による肺がんのリスクを放射線被曝量に換算すると、32mSvの被曝環境と同じになります。ICNIRPの平常時の被曝規制値は、一般公衆では年間1mSvですから、喫煙のリスクはかなり大きいと言えます。一方、福島原発の事故で、周辺に放射能が流れ出しました。我が国は広島と長崎で、原爆による放射線の被曝量と癌の関係のデータが揃っています。これによると、1000mSvを被曝すると癌の確率が5.5%増えます。
ところが、1997年~2003年にHanssonらが行った疫学調査では、携帯電話を100時間使うごとに脳腫瘍(脳細胞の癌)の確率が5%上がると報告しました。つまり、携帯電話を毎日20分使う生活は、1年間で100時間の携帯電話を使うことになり、癌になる確率が毎年5%ずつ増えます。癌確率の5%の増加は、1000mSvの被曝をしているのと同じです。換算すると、電話をかけている間は毎時10mSvの被曝環境にいるのと同じことになります。福島原発の事故直後の瓦礫だらけの原子炉建屋の中と同じです。喫煙に比べると、携帯電話ははるかに大きな影響を与えることにも注意してください。

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妊娠中に携帯電話の電磁波を受けると、何が心配なのですか?

携帯電話には800MHz~2000MHzの電磁波(電波)が使われています。人体はこの周波数帯の電磁波(電波)を吸収しやすく、許容限界が低く設定されています。現在、携帯電話の電磁波がどのように胎児へ影響するかについて、研究結果を紹介します。出典として、EUが出資して電磁波の影響を調査したReflex projectのFinal reportが現状では最も公式な調査報告書です。この報告書にはガイドラインのような規制値は示されていませんので、実験結果だけを紹介します。報告書では、携帯電話帯域の電磁波(電波)の影響を胎生幹細胞、神経前駆細胞等の細胞を使った細胞レベルの詳細な実験を行いました。まず、電磁波はすべての細胞に対して遺伝子毒性を示し、遺伝子切断の痕跡が残ることを報告しています。これは電磁波により体内に活性酸素が発生し、これがDNA欠損を引き起こしたためとしています。しかし、これらの細胞にはDNA欠損に対する自己修復機能があるため、遺伝子の複製、細胞分裂等には明らかな障害が見出せなかったとしています。
つまり、DNAは切断されて欠損を生じている証拠があるが、細胞には自己修復機能があるので、細胞自体には影響は残さないとしています。確かに、成人に対しては自己修復機能が有効で、ガンや細胞が異常死する確率は低いと言えます。ただし、胎児や小児のように細胞数を増やすために細胞分裂が活発な場合は自己修復メカニズムが不十分で、リスクが大きくなります。100年以上前から、エックス線の被曝による後遺症は、造血幹細胞や腸壁の幹細胞のような分裂の活発な細胞に対して影響が大きい、としたベルゴニー・トリボンドーの法則が示すように、 胎児や小児は成人に比べると20(乳児)~50倍(胎児)と成人の幹細胞並みに細胞分裂が活発なので大きな影響を受けます。DNA欠損の大部分は発現しない確率が高いのですが、この欠損が次々世代に伝わる可能性は残ります。これまで保ってきた遺伝子を、この世代で歪める原因を作るのはリスクです。
携帯電話の電磁波で損傷した胎児の遺伝子が修復されない時、それが致命的であれば流産の原因となるでしょう。中途半端に軽微であれば先天奇形や長期間の増殖後にガンを発症する可能性を作ります。DNAの遺伝情報は1~5%程度で、残りはジャンクとされています。遺伝に無用な部分の欠損であれば影響は残らないかもしれません。妊娠初期は大部分の細胞が後代に影響を持つので、特に電波を浴びないようの妊婦さんが自らリスク管理をすることが大切です。

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心臓ペースメーカーと携帯電話の関係は?

心臓ペースメーカーは心臓の信号を常時監視して、止まった時だけ心臓の筋肉を電気刺激して心停止を防ぎます。心臓が止まっている時に携帯電話の信号をペースメーカーのリード線が受けると、携帯電話の電磁波(電波)の信号成分が心臓の信号と紛らわしく、ペースメーカーは心停止をしていないと誤認し、心臓を動かす電気刺激を行いません。総務省は、このような障害は5%の確率で携帯電話が3cm以内で発信した場合に起こることがあるが、距離を離せば良く、現行の指針の安全距離22cmは引き続き妥当であるとしています。

携帯電話以外のIH調理器や電子レンジから出される磁気や電磁波は?

日常生活では、IH調理器や電子レンジなどが強い電磁波を発します。これらの電磁波(電波)を直接受けるのは良くありませんが、知らない間に体のそばで電磁波(電波)を発する携帯電話と違い、ご本人が意識的にこのような機器の使用に際して注意することで被爆量を下げることができます。
IH調理器については、調理器の加熱用コイルよりも大型のIH調理専用の容器を使い、調理中は30cm以上身体を離すこと。卓上型のIH調理器や電子レンジは、使用中の側面や後に漏れる電源部からの50Hzの磁界が強いため、後や横に回りこまないこと。
家庭内の電気毛布や電気カーペット、ドライヤーや冷蔵庫の発する低周波磁界は国際規制値を超える場合もあり、こちらも安全とはいえません。

電磁波は男性にも影響があるのですか?

まず、最初に事実から。2006年の米国生殖医療学会発表では、1ccあたりの精子数は、携帯電話を使用しない男性の活動精子数は約5800万個、携帯電話の毎日の使用時間が2~4時間で活動精子数は約3200万個になります。1ccあたり4000万個以下になると男性が原因の不妊になるとされます。
電磁波(電波)は精子が作られる時と、作られた後の両方で障害を与えると言われています。精子は睾丸でどんどん作られ、寿命は3日間で分解されてタンパク質になります。細胞分裂の期間が短いので、妊娠初期の胎児と同じに作られる時に障害を受けやすいと言えます。また、作られた後も、精子は細胞膜がなく電磁波(電波)を直接受けるので、DNAは損傷しやすいのです。 ズボンの前ポケットに携帯電話を入れて動き回るのは避けましょう。

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電磁波を除去する方法にはどんな方法がありますか?

代表的な方法として、以下の3つがあります。
[電磁波吸収体]
 電磁波吸収体は、材料のインピーダンスを377Ωに調整して空間のインピーダンスと整合させることで到来電磁波が内部に浸透し、透磁率に比例する磁気損と誘電率に比例する誘電損、および抵抗損で吸収する方式です。フェライトなどの鉄系の粉末を焼結タイルや樹脂に混ぜた磁気損失型と、カーボン粉末を使った誘電損型、です。吸収できる周波数は100MHz以上が多く、吸収する帯域幅は狭く、約1桁(例えば1GHz~10GHz)で、減衰量は20~40dB(電力で10分の1から100分の1)です。携帯電話が使う700MHz~2.1GHzの帯域では問題は有りません。一番のメリットは、材料の周波数特性が合えば形状にかかわらず到来電磁波を20dB程度は減衰させることができること。電磁波は吸収体電磁波の反射や特定方向への電磁波の放射を防ぐために、携帯電話の内部や、UHF帯のICタグのリーダー周辺に貼る、などに使われています。使い方は簡単ですが性能に比べて価格が高く、重く厚くて使い難いこと。対象とする電磁波の周波数に合わせて、吸収材料の組成や粒子サイズ、バインダーへの混合比などを調整する必要が有ります。
[シールド方式]
電磁波は、空間インピーダンスが不連続なところで反射をします。シールドとは、この空間インピーダンスの不整合を利用し、空間が377Ωなのに対して、ほぼ0Ωの金属などの物体で電磁波を受けたくない空間や物を覆うものです。電磁波が導電性の板に突き当たると、空間インピーダンスはこの板の導電率が低ければ空間インピーダンスは小さくなり、シールド性能は良くなります。しかし、導電性の布やカーテンがシールドとして使われた場合は、導電率すなわち空間インピーダンスは0にならないため、シールド効果は低下してしまうわけです。
 また、シールドは空間インピーダンスの不連続面を使うので、シールドに使うカーテンや金属をアースしておいても、効果は変わりません。空間インピーダンスの不連続面を作るシールド効果により到来した電磁波は反射をしますが、付近に誘電率が高い物質があれば、そちらへ引き寄せられます。これは、シールドエプロンやシールド腹帯で電磁波を防ごうとしても、端の部分から反射された電磁波までが身体に浸透することを意味します。導電性のカーテンや金属板を使ったシールドの場合、シールドに隙間があれば浸透します。偏波面と同じ向きで、波長の2分の1以上の細い隙間が有ると、結果的に電磁波はその隙間を通り抜けることになり、シールド効果は大幅に低下します。つまり、携帯電話の使うUHF帯の電磁波の波長は30cm程度ですから、カーテンに縦の隙間が有ると基地局の電磁波はここをすり抜けることになります。風でカーテンがゆれたら、シールド効果はゼロになります。
[アンテナ吸収方式]
アンテナ吸収方式とは、対象とする電磁波の周波数に共振するアンテナの給電点で電磁波のエネルギーを熱に変えて吸収します。但し、アンテナが対象とする電磁波と共振するには、波長に近い大きさが必要である上に、広い周波数帯域を一つのアンテナでカバーするのは困難です。その上に到来電磁波の偏波面に合わせたアンテナの配置も必要です。ダイポールアンテナは、形状が簡単でアンテナの標準となります。しかし、携帯電話が使う周波数帯域を全てカバーするには、長さを変えて何本も必要です。形帯電話用であれば、少なくとも全長15cmと7.5cmの2つを、偏波面にあわせてそれぞれを直交させて配置することになります。アンテナ方式だけは偏波面とアンテナの向きを合わせる必要が有り、この様な対処が必要になります。

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